2014年4月30日 (仮訳)韓国産の地衣化した菌の新種、Endocarpon subramulosum Joshi, Y. & Hur, J-S., 2013. Endocarpon subramulosum (Verrucariaceae) a New Species of Lichenized Fungi from South Korea. Mycobiology. Available at: http://synapse.koreamed.org/search.php?where=aview&id=10.5941/MYCO.2013.41.4.243&code=0184MB&vmode=FULL [Accessed April 29, 2014]. 【R3-00664】2014/04/29投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 韓国の慶尚南道および江原道の2か所で採集された地衣を、Endocarpon subramulosumとして新種記載した。 本種は標高700-750 mの日陰にある岩の上の土壌に発生し、コケと関係を持っていた。 本種は日本から報告されているオオバミドリゴケに形態的に類似していた。 韓国慶尚南道居昌郡渭川面金猿山 (新種) Endocarpon subramulosum Y. Joshi & J. -S. Hur 語源…Endocarpon ramulosumに似た 【よく似た種との区別】 Endocarpon ramulosum(オオバミドリゴケ) 岩の上に発生する 本種と生息環境が異なり、川沿いの岩に発生する 本種と異なり下面が常に白色ではなく稀に桃色を帯びる 本種より子嚢胞子のサイズが大きい Neocatapyrenium cladonioideum(ミョウギウロコゴケ) 本種と異なり子実層に共生藻を欠く 本種と異なり子嚢が2胞子性ではなく8胞子性 本種より子嚢胞子のサイズが小さい 本種と異なり子嚢胞子が楕円形~桿形ではなく卵形 本種と異なり子嚢胞子が石垣状ではなく隔壁を持たない 本種と異なり果托が無色 Scleropyrenium kurokawae(ヒメクロミゴケ) 本種と異なり子実層に共生藻を欠く 本種と異なり子嚢が2胞子性ではなく8胞子性 本種と異なり子嚢胞子が楕円形~桿形ではなく卵形 本種と異なり子嚢胞子が石垣状ではなく隔壁を持たない 本種と異なり上皮層が厚い